2009年04月01日

うーん、北朝鮮はしばらく放置かな。

先日は北朝鮮のミサイル、こっそり撃墜した方がいいって書いたけど、どうも海外情勢が妙な感じ。

1.アメリカの国務長官が独自に撃墜する考えを否定した。
2.中国、ロシアはいつも通り腰引け気味。
3.日本のメディアも「衛星?」とトーンダウン気味。

なんというか、無理して叩かなくてもいいかな的ムードが漂っております。
そもそも、日本のメディアは前回の「衛星」もミサイル扱いしていたので、今回も衛星であるというのは想定の範囲内。

4.北朝鮮が強硬姿勢。
北朝鮮の国営朝鮮中央通信は31日、北朝鮮が打ち上げる「衛星」を日本が迎撃した場合、「再侵略戦争の砲声とみなし、最も威力ある軍事的手段で、(日本の)あらゆる迎撃手段とその牙城を打ち砕くだろう」と警告する論評を発表した。

 しかし、「衛星」の日本領域内落下に備え発令された破壊措置命令には言及しておらず、論評が同命令を念頭に置いたものかどうかは不明。

これも毎度の事なのであまり気にしない。むしろ、破壊措置命令に対して言及しない、という点に北朝鮮の妥協点があるのだろう。
すなわち、「今回の発射は失敗したらともかく、予定通りの軌道を飛んでいたら見逃してくれ。」と。

また、今日のテレビのニュースで、今回の発射の理由として、
「8日以降に行われる人民会議の場で金正日の後継が発表される可能性があり、そのための祝砲としての意味合いがある。」
という観測が報じられた。

一方で、日本に対する強い恫喝的意味合いも持たされている事は否めない。
松浦晋也氏は以下を指摘している

 打ち上げの軌跡は秋田県から岩手県にかけての日本上空を通過している。これは打ち上げの途中、「この段階でエンジンが停止する、爆発するなどのトラブルが発生すると、ロケットないしロケットの破片が日本の領土に落下する」時間帯が存在することを意味する。通常、世界各国の打ち上げでは、このような打ち上げ軌跡を設定することはない。

 国際常識的には、打ち上げの途中でどんなトラブルが発生したとしても、他国の領海・領土にロケットの破片が落下するような打ち上げ軌跡を採用するべきではない。たとえ衛星打ち上げであろうと、可能性は低いものの日本領海・領土に被害が及ぶ危険性が存在する。

 しかも北朝鮮は、この事実に対して一切の説明も、信頼醸成措置もとっていない。

 もしも打ち上げが成功すれば、今回のことが前例となり、北朝鮮が日常的に日本上空を通過する打ち上げを実施するようになる可能性も考え得る。

<中略>
気になる2つの疑問点

 技術的に見ていくと、今回の北朝鮮の行動には、2つの疑問点が存在することに気がつく。

 一つは、「なぜ、秋田県から岩手県にかけて、本州を飛び越える軌跡を採用したか」ということだ。

 1998年のテポドン1号打ち上げでは、津軽海峡上空を通過させた。領土上空通過を避けて、領海上空通過に留めたのだ。これに対して、今回は秋田県から岩手県にかけての本州上空を通過する、より日本政府を強く刺激する軌跡を設定している。

 1998年のテポドン1号の打ち上げは方位角86度だった。つまり真東から4度北にずらした方向へと打ち上げて、津軽海峡上空を通したわけだ。それに対して今回の秋田-岩手上空というコースは方位角ほぼ90度の真東への打ち上げとなる。

 確かに衛星打ち上げのためには、真東への打ち上げが最適となるが、4度程度の角度の相違では、打ち上げ能力に対してさほど大きな影響を及ぼさない。いったいなぜ、今回は真東を狙ってきたのだろうか。

 もうひとつは、追跡船の情報が一向に聞こえてこないことである。今回のロケットがミサイルであるにせよ衛星打ち上げであるにせよ、現在北朝鮮はロケットの技術開発を行っている段階である。そのためには飛行時のデータを可能な限り精密に収集して、今後の開発に役立てねばならない。

 北朝鮮本土から、太平洋上空まで飛んだロケットからの電波を受信することはできない。つまり、北朝鮮が本気で技術開発を行うつもりならば、太平洋に電波受信設備を搭載した追跡船を派遣しなければならない。

 しかし、これまでのところ追跡船が北朝鮮の港から出港したというニュースは聞こえてこない。

 ここからは私の推測になる。

 北朝鮮のロケット開発関係者はかなり追いつめられた状況にあるのではないだろうか。開発を急かされ、成功を要求され、その一方で開発に必要な資金、人員、設備などのリソースは十分ではないのではないか。

 1998年のテポドン1号は衛星の打ち上げに失敗した。北朝鮮は衛星「光明星1号」の打ち上げに成功したと宣伝したが、世界中のどこも衛星からの電波を受信できなかった。光明星1号は第3段のトラブルによって太平洋に落下したと推定された。2006年のテポドン2号は、打ち上げ直後に爆発し、破片となって日本海に落下した。

 トラブルが続いているにも関わらず、北朝鮮はトラブルシューティングを行って同型機の再打ち上げに挑むのではなく、より大型のロケットである、今回の「銀河2号」の開発へと進んでいる。明らかに政治の側が「核弾頭を搭載可能で、長距離の射程を実現するロケット技術」を早急に要求しているためだろう。それに対して技術者達は開発のリソースをロケットの大型化に集中することで応えているのではないだろうか。

 結果として追跡船のような確実な技術開発に必須の要素が後回しになっており、その状況下で少しでも成功確率を上げるために真東への打ち上げが選択されたと考えると、一応の筋道は通っている。

 いずれにせよ、今回のロケット発射の試みは、北朝鮮のロケット技術の水準を知るチャンスでもある。


 となると、一応今回は見送るという方法もありなのかなと。

 今回のミサイル発射は妨害せず、安保理でも協調した制裁を行わない。ただし期限を決めて六カ国協議に引きずり出す。核を完全に放棄させなければ、体制の維持を認めない、という恫喝は行う。
 というシナリオも描ける状態。

5.ここにきて北の核兵器小型化に成功、ノドンは最大350基配備されている、とのリーク情報が出てきている。

 これが悩みの種でして、誰がリークしてるのか不明。出どころはインターナショナル・クライシス・グループというところで、所在地はアメリカ。情報源は米・韓の情報局ということで、そのどちらもこの情報を否定する声明は出していない。

 ということは、米・韓(特にアメリカ)は、実際に北朝鮮で危機が起きたときに、どのような反応が出るのかを調査する目的でこの情報をこのタイミングで出してきたのだろうと推察できる。

 何が悩ましいかというと、こういう観測気球を上げるということは、アメリカ当局も今回の件でどう対処しようか全く考えが及んでいない、他の国の出方待ち、という嘆かわしい状態なのではないかと。

 もう一つ考えられるのは、アメリカがノドンのリスクを喧伝する事で、日本を牽制しているという可能性。
 現在、六カ国協議が進展しない理由として、北朝鮮は日本の拉致問題への固執を挙げている。アメリカの情報工作活動として、拉致問題よりも核問題のほうが重要課題である、と日本国民に知らしめたいのではないか。すなわち、拉致問題の解決を諦めろと。

 だとすると、日本はもう六カ国協議の場から離れ、独自に制裁を行う、という手段も検討すべきだろう。その上で、「自衛」の範囲に、敵国の弾道ミサイルの発射前破壊も含める、とし、装備品を調達する。

東京新聞によると、
ロケットは全長三九・五メートル。三段式で最下部にある一段目は直径二・二メートル、二段目は同一・三五メートル、三段目は不明

ということなので、これは2段目にノドン、1段目はおそらくノドンかスカッドのエンジンを3〜4個束ねたもの(追記:中国の東風-3または4型:CSS-3,4という説もあり。これも液体燃料。[pdf資料])、3段目は不明。おそらくスカッドかSA−2用1段目固体エンジンってところではないかと。

この一段目の積載能力は結構大きいので、原始的な核兵器なら乗せて日本を射程に入れることくらいはできるんじゃないかと思う。


 とりあえず、日本政府の現状の対応は、北朝鮮のロケットの軌道が予定からわずかでも外れたら迎撃、予定通りなら何もせず、今後の防衛計画をより強硬なものに変更、日本海での演習などの示威活動を行う、といったところでしょうか。
 あちらの権力委譲がうまくいかず、混乱させる意味でも今回のミサイルを迎撃したい所ではあるのですが。
posted by 海風 at 22:05| 危機管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月28日

石原都知事の危機意識と知識を採点する。

北ミサイルで「外交、防衛は政府の責任」
 −−北朝鮮が「人工衛星」を打ち上げようとしているが、都としての備えは

 「彼らが発表している軌道、狙って打ち上がったものがだね、東京に落ちてくるのは論外の話だからね。東京に向かって落下物が落ちてくるときに、それを途中で迎撃して破壊する能力あるか、やってみないとわからん。やっぱやらないわけにはいかんでしょう。だから朝霞(駐屯地)ですか、東京近郊にもいくつかパトリオット装備したみたいだけどね」

>「東京に落ちてくるのは論外」
正解(+1点)

>「東京に向かって落下物が落ちてくるときに、」
今回のミサイルではその可能性はない。(−1点)

>「それを途中で迎撃して破壊する能力あるか、やってみないとわからん。」
正解。(+1点)

>「だから朝霞(駐屯地)ですか、東京近郊にもいくつかパトリオット装備したみたいだけどね」
ちゃんと把握しときなさいって。(0点)

 −−都としての対応は

 「東京が囲いするわけいかんでしょう。政府任せする以外ないじゃないですか、あなた。外交と防衛ってのはだいたい政府の責任だよ」

正解。(+1点)ここまで+2点。

 −−北朝鮮のミサイル発射(準備)についてどう受け止めているか

 「これなかなか難しい問題でね。ミサイルってのは、要するに、強力な核弾頭もあるだろうけど、そもそもはやっぱりこの核時代に、核弾頭を搭載することを目途として作られているんでしょう?だけど、この時代にね、大陸間弾道弾を含めて長距離を飛ぶミサイルを作ってね、核を搭載してね、相手を攻撃するなんてことできますか?そんなことしたら、仮に北朝鮮がそういうことしたら、瞬間的に報復されますよ」

>「そもそもはやっぱりこの核時代に、核弾頭を搭載することを目途として作られているんでしょう?」
外れ。(−1点)

>「核を搭載してね、相手を攻撃するなんてことできますか?そんなことしたら、仮に北朝鮮がそういうことしたら、瞬間的に報復されますよ」
正解。(+1点)

 「アメリカの、もともとの核戦略というのは、報復ということを一義にしていたから、自分から攻撃することはないという建前だった。たぶん、そうだろう。しかし、もし仮にね、アメリカが日本のどこかに、近隣のどこかに、ましてアメリカという広大なターゲットに1発でも核を打ち込んだらその瞬間、アメリカというのは、その場で核の報復をするよ。僕はやっぱり、アメリカの持ってる核の能力からいったらね、破壊力は国によっていろいろ違いあるでしょう。だけど、水爆を用いなくたって、今日の原爆だったら、1発で北朝鮮の国ってのは壊滅しますよね。そういう危険を冒してまで、北朝鮮がそんな引き金ひくバカ、さすがにないと思うけどね、僕は」

 「ただ、やっぱりね、外交交渉の中でね、とにかく核を持った国だけがね、なんか特権を行使する、わがまま行使する。ポーカー、諸君やるかやらないかわからないが、ポーカーにもいろいろルールあるが、ワイルドカードをつくることがある。そのワイルドカードを持った人間だけがね、ブラフを含めてポーカー牛耳ればね、そらやっぱりね、降りる人間はすぐ(ゲームから)降りてしまう。これ外交で済む問題ではなくて、ゲームで済む問題じゃなくて、外交交渉の中で核を持っていることのアドバンテージをというのは、非常に露骨なものがある」

 「それから、日本がこれからアメリカと交渉しなくちゃいけないのはね、この田母神俊雄さん(元航空幕僚長)と話した時になるほどな、と思ったのは、NATO(北大西洋条約機構)に入っているヨーロッパの国は、アメリカの核の装備に精通しててね、アメリカの核兵器の操作に要するに参加することができる。何をこうやってこうっやったらミサイルが発射されて、場合によっては搭載されてどっかで爆発する、その決断、オペレーションに参加する権利を持ってるんだって」

>「しかし、もし仮にね、アメリカが日本のどこかに、近隣のどこかに、ましてアメリカという広大なターゲットに1発でも核を打ち込んだらその瞬間、アメリカというのは、その場で核の報復をするよ。」

「日本のどこか」不正確。(0点)
「日本の近隣」不正解。(−1点)
「アメリカのどこか」正解(+1点)

>「だけど、水爆を用いなくたって、今日の原爆だったら、1発で北朝鮮の国ってのは壊滅しますよね。」
無知全開w。原爆では壊滅しない。石原都知事は原爆と水爆の違いも分からないのか。ちなみに水爆を使っても1発で壊滅は無理。(−2点)

>「外交交渉の中で核を持っていることのアドバンテージをというのは、非常に露骨なものがある」
正解。(+1点)

>「田母神俊雄さん(元航空幕僚長)と話した時になるほどな、と思ったのは、NATO(北大西洋条約機構)に入っているヨーロッパの国は、アメリカの核の装備に精通しててね、アメリカの核兵器の操作に要するに参加することができる。」
大嘘。(−1点)
てか田母神って救いようのないバカだな。こんなのが空自トップにいたと思うと空恐ろしいわ。

ここまで+2点。

 「これ日本はないよね。日本は完全に蚊帳(かや)の外だ。とにかく、核の戦略展開はアメリカに任せられるということで、例えばね、アメリカは原子力潜水潜水艦に核兵器じゃなくてね、要するに、3年ぐらい前ですかな。核を搭載した巡航ミサイルを搭載しました。これは知ってる人は知ってるんだけども、巡航ミサイルってのは、レーダーでとらえられないから、アメリカは、何かの形で中国に報復でその引き金を引いたら、中国は防ぎようがない。それ、は中国も知ってのうえでいろんな交渉しているわけでね。その程度の能力はとても北朝鮮ありませんからね。これから一体何を目途としてあれするのか。やっぱり、一種のポーカーのブラフみたいにね、北朝鮮は、俺はワイルドカード持ってるぞ、持ってるぞ、ってことで、果たしてそれが本当のワイルドカードかどうかわからない。要するに、仮にかなりの距離を飛んだ長距離ミサイルの実験だとしてもね、それを本当に破壊力を持った、どの程度の大きさのミサイルかわかりませんけども、それに非常に収斂しきった、小型の強力な破壊力を持ってる核弾頭搭載、あの国がするまでかなり時間がかかるでしょうから」

 「ただやっぱり、そのステップを積ましちゃいけないってことで、今回の抑止しようとしているわけだけども。それ(ミサイル)が来るって、東京に落ちてこないと望むだけだね。それほどの拙劣な技術で彼ら、周囲の範囲を押し切ってまでバカな実験やらないでしょう。やるとしたらやっぱり、かなり飛ぶものを飛ばすんじゃないかな」

>「例えばね、アメリカは原子力潜水潜水艦に核兵器じゃなくてね、要するに、3年ぐらい前ですかな。核を搭載した巡航ミサイルを搭載しました。」
日本語でおk。核を搭載した巡航ミサイルが核兵器じゃないって気が狂いましたか? (−1点)

>「巡航ミサイルってのは、レーダーでとらえられない」
不正解。(−1点)低空飛行だから地上のレーダーでは見つけにくいんであって、上空からなら見つけられる。

>「アメリカは、何かの形で中国に報復でその引き金を引いたら、中国は防ぎようがない。」
何かの形って? やったが最後、弾道ミサイルでアメリカ本土攻撃されまっせ。てかそれに巡航ミサイル使う必要もないし。とりあえず(0点)

>「一種のポーカーのブラフみたいにね、北朝鮮は、俺はワイルドカード持ってるぞ、持ってるぞ、ってことで、果たしてそれが本当のワイルドカードかどうかわからない。」
現段階ではブラフにもなってない。(−1点)

>「小型の強力な破壊力を持ってる核弾頭搭載、あの国がするまでかなり時間がかかるでしょうから」
正解。(+1点)

>「ただやっぱり、そのステップを積ましちゃいけないってことで、今回の抑止しようとしているわけだけども。」
正解。(+1点)

>「東京に落ちてこないと望むだけだね。それほどの拙劣な技術で彼ら、周囲の範囲を押し切ってまでバカな実験やらないでしょう。やるとしたらやっぱり、かなり飛ぶものを飛ばすんじゃないかな」
前回失敗していますが……。コントロールを失うとどうなるか分からないってのがロケットの恐い所で。だから各国のロケットは万一に備えて自爆するようになっている。(−1点)

ここまで累積0点。この人、日本語と根本的な知識に問題があります。

 −−ミサイル発射を前に、「破壊措置命令」が出た。迎撃の能力をどう考えているのか

 「こりゃもう、私は知らない。政府の中枢の人間でしか知らないし、自衛隊の当事者しか知らん。これだけの準備をして、来たら落とすぞ、ってことだ。実際に中途半端なものが、落ちてくる可能性だってあって、途中で中空で破壊するってのは、そらそういう操作のために税金を積んできたんだから。やらなかったら政府の責任問われると思いますよ」

不正解。迎撃能力は政府の中枢の人間も知らない。(−1点)
自衛隊の当事者も知らない。(−1点)
ここまで−2点。

 −−発射角度が1度変われば、東京周辺に飛んでくる可能性もある。総務省消防庁の警報システムの訓練をやっている県もあるが

 「あれを装備している県はわずかしかないんだよね。非常に誤報が多くてね、あまりリライアビリティ(信頼性)がないからね。東京の場合にはですね、常時災害対策で使っている緊急情報のシステムを使って都民に警告しますけども。しかし、飛んでくるぞって、どこに逃げたらいいんだよ。地下鉄に乗るしかねえじゃねえか」

>「どこに逃げたらいいんだよ。」
って、首長のあなたが言いますか。危機意識ないね。それを整備するのがアンタの役目だろうがこの間抜け。口先ばかりで何も考えちゃいないんだから。(−1点)
とはいえ、原爆に対する避難場所として地下鉄は正解。広島でも爆心地から170mのところで地下にいた人は生きていた。(その後1ヶ月で亡くなったが)でも乗るってのは微妙。停電するから。
更に言うと、破片が飛んでくるくらいなら、ビルの最上階と窓際以外の場所でも可。やはりよく分かってないな。この人は。(0点)

ここで−3点。甘い採点で0点のやつを+1点にしても−2点。

 −−都民への避難経路の策定など何かミサイル着弾に向けた対策は

 「さあ、東京のやることに限度ありますけどね。そういう、何万分の一かなんかしらんけど、危険がわれわれの間近にあるということを、認識を持つことは必要だと思いますね。それから実際に、そんなこと言うと怒られるかもしらんけどね 非常に拙劣な技術で彼らが打ち上げてね、変なものが例えば間近に落ちるようなことがあった方が、むしろ日本人ってのはある危機感というか、緊張感を持つんじゃないかな。まあ大丈夫だろ、まあ大丈夫で来たわけだから。そらやっぱりね、WBCで日本が優勝するかしないか、その際どさよりは、もっともっと深刻なものと思うよ」

一番危機感のないあなたが何を言いますか。
ていうか、拙劣な技術なら危機感持つ必要ないし。バカだよね。ほんと。(−1点)

全体で−3〜4点。10〜11/24点。100点満点換算で42〜46点。落第です。
posted by 海風 at 10:37| 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月27日

北朝鮮ミサイル問題

北朝鮮のミサイル実験は、失敗してくれるほうが世界にとってありがたい。
 何でかって言うと、成功されると後々面倒だから。国連安保理では中国とロシアが非難決議に及び腰です。この二国は、北朝鮮の体制が崩壊すると数十万単位での難民が押し寄せてくるという危機意識があるわけです。国境地域での面倒事はごめんですよと。
 実際には、北朝鮮がどんなに脅そうと、むしろ非難の度合いを強くするほうが効果があるのですが。現状のチキンレース状態で、北朝鮮も引く気ゼロってのが面倒なんで。落としどころがまだ見えていない。

 で、何が一番いいかというと、ミサイル発射の失敗。勝手に失敗してくれれば、北朝鮮がアメリカを脅すカードが減ります。
 そこで最も期待されているのが自衛隊のSM-3ミサイルです。ミサイルの発射を、積極的に失敗させる事。ここで迎撃に成功したとき、SM-3を発射した事を公開して自慢しても良いのですが、最善は、公式には発射していない事にする。北朝鮮が勝手に失敗したんだよ、ということにする。もちろん、非公式レベルで北朝鮮には撃墜したということは匂わせてもいい。
 なんで非公開がいいかというと、公式にはSM-3を発射していない事にすれば、撃墜に対する北朝鮮の非難をかわせるからです。北朝鮮は態度を硬化させるでしょうが、「勝手に失敗しておいて何言ってんの?」ということができる。

 テポドンの発射に成功した場合、国連安保理は批判の文言をめぐって揉めるでしょうが、勝手に失敗したのなら、その文言は穏やかなものにとどめる事ができ、北朝鮮を六カ国協議の場に引きずり出せる。
 日本が独自に撃墜したのなら、安保理のどの国も、日本が撃墜した事を非難することなく、北朝鮮も攻めない、という態度を取る事ができます。すなわち、表面上は北朝鮮に譲歩しながら、裏では北の弾道ミサイル開発は容認しない、というメッセージを発する事ができる。
 ついでに、自衛隊がアメリカに対して大きな貸しを作ることもできるので日本の外交・防衛上もウマー、というわけ。

 政府やマスコミは、日本に対する危機という形で煽ってますが、そんな危機はない。しかし、ここで日本が北朝鮮の弾道ミサイルを打ち落とせれば、日本の危機管理能力は国際的に高く評価されるかも知れません。実際にはいつも通りアメリカの言いなりで迎撃に向けて準備しているのでしょうが。

 補記:
 今、手元に軍事評論家の江畑謙介氏の書いた「これからの戦争・兵器・軍隊(下)」という本があるのですが、これによると、前々回のテポドン1号(日本の頭上を飛んで行って、北朝鮮は「人工衛星」と主張したやつ)は、北朝鮮の建国50周年と金正日の誕生日を祝って作り上げた急ごしらえのロケットであるとのこと。尤も、衛星発射用のロケットと弾道ミサイルはほとんど同じで、弾頭が大気圏に再突入したときの耐熱構造が違うというくらいしかないらしいので、脅威といえば脅威なのですが。今回の発射にはそんな要素は見られないようなので、まあ、軍事的な威嚇目的なのでしょう。

 ただ、実際問題、固定式の発射塔で一ヶ月もかけて組み立てるようなミサイルに軍事的な価値があるかどうかというと、非常に怪しいわけです。戦争状態になったら、米軍がステルス機でさっさと飛んでいって空爆してしまえば打ち上げ不能に陥るのですから。そもそもテポドンは核弾頭を搭載できるほどの能力がない。よほど核弾頭の小型化に成功したなら話は別ですが、それは技術的障壁がかなり高い。

 北朝鮮が狙い通りミサイル打ち上げに成功してしまうと、あとの安保理の非難声明の取りまとめが難航する上、六カ国協議の停滞および北朝鮮の核開発が更に進展してしまうので面倒です。

 私の見立てでは、北朝鮮での紛争発生まであと4ステップって状態なのではないかなと。ここは一つ、自衛隊による迎撃成功を祈るのみです。
posted by 海風 at 23:56| 危機管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月29日

俺だけ格言

平凡な幸せは、傍から見ればつまらないが、中の人にとっては特別なものである。

非凡な幸せは、傍から見れば特別だが、外の人に言えない不幸がある。
posted by 海風 at 22:04| Comment(0) | ネタボリック・シンドローム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神様へ一言。

自殺したら地獄行きというけれど、それだけ人を苦しめておきながら、死んだ後まで苦しめるというのは、残酷すぎやしませんか?
posted by 海風 at 22:02| Comment(0) | ネタボリック・シンドローム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なくしたもの

夢を追いかける力は失った。しかし妄想する力は残っている。
posted by 海風 at 22:00| Comment(0) | ネタボリック・シンドローム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

死神tan

気が付けば、俺の隣には死神が座っていた。フードを被って、大鎌を右肩にかけて。

死神 「すまんな。まだ迎えに来るわけにはいかんのだ。」

俺 「……。」

死神 「悪いが、私が迎えにくるまで、生きていてくれないか。」

俺 「酷いやつだな……」

死神 「……ごめんね。」



気が付けば、俺の隣には死神が座っていた。フードを被って、大鎌を右肩にかけて。

俺 「まだ、迎えに来たわけではないんだろ。」

死神 「……うん。」

俺 「何やってんだよ。」

死神 「ごめんね……。」

俺 「……。」

死神 「……。」

俺 「……もうしばらく、ここにいてくれないか……。」

死神 「うん……。」



気が付けば、俺の隣には死神が座っていた。フードを被って、大鎌を右肩にかけて。

こころなしか、少しうなだれているように見えた。

俺 「なんかあったか?」

死神 「……うん。」

俺 「どうした?」

死神 「最近な、死期が来たやつ迎えにいくだろ・・・。」

俺 「うん。」

死神 「そしたらな、もうとっくに死んじゃってるやつが多くてさ、そいつの魂、どこにいっちゃったんだか、分からないんだ……。」

俺 「……。」

死神 「……お前は死ぬなよ。……俺が迎えに来るまで。」

俺 「……うん。」



続きを読む
posted by 海風 at 21:54| Comment(0) | ネタボリック・シンドローム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

日本で原因不明の奇病が蔓延中。

 NSLJ(Netabolic Syndrome Laboratory Japan)医療研究チームより、日本で新種の奇病の発生が報告された。

 研究チームは、この奇病にSTBB(Stereotype Thinking by Broken Brain)症候群との仮称を付け、緊急対策プロジェクトを立ち上げた。
対策プロジェクトリーダーの卯月博士は次のような談話を発表した。
 「今回発生が確認された奇病は、おそらく前頭葉に障害を及ぼしているものと考えられます。通常の社会生活を送るには支障はありません。しかし、一定の条件が整うと異常な思考パターンとして発症します。
 その発症パターンは様々ですが、ある事象が発生したとき、『社会はこのような対応を望んでいる』との妄想に基づき、傍目には過剰反応としか思えない行動を取る、という特徴が共通しています。
 特に社会的に影響力のある立場にいる人が罹患した場合、社会に与える影響が大きいため、治療の必要があると思われます。」

 ここ数日中に確認されたSTBB症候群の発症パターンは以下の通り。

・特にマスコミ関係者に発症率が高い。
・悪い事件が発生したとき、その原因として必ず、ゲーム・携帯電話・メール・アニメ・漫画のいずれかの影響があると主張する。
・特に殺人事件が発生した場合、その事件と同様の暴力シーンが含まれる映像を無条件に削除する。

 現在、J-CASTニュース東海テレビスポーツ報知などで発症者が確認されている。

 「どういうわけか、このようなマスメディアの姿勢を見た人の中から、STBB症候群を発症する人もいて、感染パターンがはっきりしないのです。特にファミコンが発売される前の世代の人達に発症者が多く、むしろゲームなどに親しんでいる人たちほど、耐性が高いようです。
 以前“ゲーム脳”という似非病が流行しましたが、これもSTBB症候群の一種ではないかと考えられます。」

 現段階では分からないことだらけだが、“よく遊ぶ”ことが予防に効果があるらしいとのこと。
 NSLJでは新たな研究成果が得られ次第、公表していくとしている。

Netabolic Syndrome Laboratory Japan続きを読む

2007年06月06日

「米軍様は神様です」か?


嘉手納基地内で燃料タンクから4日間にわたりジェット燃料2万リットル流出。うち8700リットルは回収できず土壌汚染。

なお、この事故の発生は5月25日から29日。米軍が那覇防衛施設局へ連絡したのは2日後の31日。周辺自治体へ防衛施設局から連絡されたのは1日。米軍から周辺自治体へは直接の連絡は無かった模様。
県は6日になってようやく立ち入り調査を行う方向で調整を開始。
防衛施設局はといえば、事故の連絡だけしてあとは知らん振り。この地域は水源にも近いのですが。住民の健康よりも、米軍様のご機嫌を損ねるのがこわいですか。ああそうですか。どう見ても米軍のスレイブです。

米軍は日本政府に辺野古沖に新たな基地を建設するよう圧力をかけ、政府は海上自衛隊を動員して環境アセスメント用の調査機器を設置する際、サンゴを破壊。
この地域は絶滅危惧種のジュゴンの生息地なので、調査するまでもなくこんなところに滑走路なんて作っちゃいかんのですが。政府はそんなこと全く気にしていないようです。
サンゴを傷つけたことについても、「全体に比べればたいしたこと無い」という認識のようなのでジュゴンが絶滅しても知ったこっちゃ無い、ということなんでしょうね。

先日も、米軍再編法案なんてのを政府は成立させてしまいましたが、政府(=自民党と公明党)にとっては米軍様は神様ですか。売国奴ってのはこいつらにこそふさわしい単語じゃねーのか。こんな連中が「美しい国」だの愛国心だの口にするのは気持ち悪くて仕方ない。
posted by 海風 at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

松岡農相自殺・・・?

 こう言っちゃ何だけど、安部総理にとってはものすごく都合のよい「自殺」だと思う。

 普通は、閣僚辞任とか、悪くても議員辞職で方がつく話で、自殺するというのは不可解。
 安部総理が擁護しすぎた、って言う人もいるけど、これまで総理が擁護していても、「国会を混乱させたから云々」とか言って辞めたスキャンダル閣僚は大勢いる。
 大体、事務所の経費を使い込み、「ナントカ還元水」なんてウソを平然と言い放ち、大臣の地位を手放さないような厚顔野郎が自殺なんてするのか?

 松岡農相は安部政権内において「金に汚い政治家」の象徴的存在となっていた。
 談合の団体と絡んでもいたみたいだから、今後も松岡農相ルートで政権が攻められる可能性もあった。
 ついでに選挙も近い。「金に汚れている閣僚の責任を問わない政権」のイメージはよくない。
 しかし野党の攻撃によって辞任させるのも政権としてはマイナス。

 しかし、松岡農相が「自殺」してしまえば、まず政権の汚点が消える。
 「死者に鞭打つ」のを嫌う風潮があるから、今後野党が松岡ルートでの金の問題を追及すれば、安部総理は「野党は人でなし」とのレッテルを貼ることができる。
 マスコミの追求も鈍るだろう。
 あわよくば、次の選挙では同情票を集めることができるかもしれない。

 安部総理にとってはとことん都合のよい「自殺」といえる。

 松岡農相が事実、「自殺」したのであれば、実に愚かな自殺である。かりに自殺で無いとしても、いままで権力を利用して甘い汁を吸いまくってきたわけだし、ざまあみろ的気分がないわけではない。
 しかし、因果応報とはいえ、死んだってことは悪党の中でも弱い方だったのだろう。権力も金もあの世には持っていけない。
 松岡農相には冥福を。今なお生きている悪党どもには天罰を。
posted by 海風 at 22:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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